コレクション: 奈良ゆみ

Yumi Nara

相愛大学卒業後、仏政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学びメシアンに注目される。以後パリを拠点とし仏音楽の演奏活動を欧州各地で展開。メシアン『ハラウィ』をはじめ、シェーンベルク『月に憑かれたピエロ』、オハナ『三つの御花(オハナ)の物語』、中世から現代作品までア・カペラで綴った『ソロ・ヴォイス』などが高い評価を受ける。また仏政府文化省の派遣により、サティ、フランス六人組、ラヴェルなどの演奏を東欧、ロシアにて数多く行っている。西鶴の『好色一代女』によるJ・C・エロワの作品、松平頼則のモノオペラ『源氏物語』の歌い手として、日本の音楽・文化が西洋の現代音楽と結びつく可能性を明示した。メシアン生誕百年記念で『ミのための詩』(Pf.ムラロ)。日本ではドビュッシー『ペレアスとメリザンド』(フルネ指揮、都響)、プーランク『人間の声』(ワッセルマン演出)、松平頼則作曲・笈田ヨシ演出『葵の上』、大阪モーツアルト・サロンでは『フランス歌曲全貌シリーズ』。CD『ドビュッシー歌曲集』(Cypres)は Le Monde de la Musique紙に最高推薦盤に挙げられ、メシアン『ハラウィ』は『メシアン全集』(Deutsche Grammophon)に収められている。
[2023年4月時点]