コレクション: 山根弥生子

Yaeko Yamane

パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。その後チューリッヒ、ベルリン、モスクワでそれぞれマックス・エッガー、ヘルムート・ロロフ、ヤコブ・フリエールのもとで研鑽。1958年マリア・カナルス国際コンクール第1位。1960年日本でデビュー以来、国内外で絶え間なく演奏活動を続けて今日にいたる。1970年と77年には東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。海外の演奏はフランス、イタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ロシア、中国に及ぶ。レパートリーは古典、ロマン派から現代に及び、特に海外では日本の作品の演奏にも力を入れ、牧野由多可の《ピアノ協奏曲第2番》、《浄瑠璃幻想》、宍戸睦郎の《ピアノ協奏曲第2番》等を世界初演した他、松平頼則の《主題と変奏》も演奏している。国内のほとんどの主要オーケストラと共演し、国外でも多くの大都市のオーケストラ、旧レニングラードフィル(指揮アルヴィド・ヤンソンス)、ベルリン交響楽団(指揮クルト・ザンデルリング)、ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮ヴァーツラフ・ノイマン)、ドレスデン・フィル(指揮クルト・マズア)等と共演。協奏曲のレパートリーは40数曲に及ぶ。1975年度福山賞受賞。2013年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音を完結。2014年、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・独唱部門賞)受賞。
[2024年5月時点]