ハンス・ウルリヒ・シュテープス作品集 Vol. I
ハンス・ウルリヒ・シュテープス作品集 Vol. I
高橋明日香、本間みち代、大瀧拓哉、田中せい子、ダニエレ・ブラジェッティ
SKU:ALCD-3132
通常価格
¥3,300
通常価格
セール価格
¥3,300
単価
/
あたり
20世紀を生きた作曲家シュテープスによる美しい和声と技巧あふれるリコーダー作品たち。古楽と近代音楽の瑞々しい融合が、澄みわたる精緻なアンサンブルで描かれる。
ハンス・ウルリヒ・シュテープス(1909〜1988)は、ベルリン音楽大学(現・ベルリン芸術大学)で作曲をパウル・ヒンデミットに師事したドイツの作曲家、音楽教育者、リコーダー奏者。合奏を通じた愛好家の社交活動の重要性を強く信念に持っており、音楽愛好家向けに良質な楽曲を多数残した。リコーダーとピアノ、リコーダーとモダン・チェンバロ、そしてリコーダー三重奏という3種類の編成による計8作品を収録。
シュテープスのリコーダー作品は、リコーダー奏者、作曲家、そして音楽教育者という三つの側面を併せ持った独自の理念の結実と言えよう。本録音では、リコーダーとモダンチェンバロ、リコーダーとピアノ、そしてリコーダー三重奏という3種類の編成による、計8曲が選び抜かれている。ルネサンスから近代に至る書法を柔軟に行き来し、ホールから学校まで、独奏から合奏まで、また初心者からヴィルトゥオーゾまで、あらゆる場面・編成・技量レベルに対応した、実に多様な作品を世に送り出したシュテープスの深い音楽理念を堪能できるアルバムである。 〈井上 玲〉
- 1 インテルメッツォ アルトリコーダーとチェンバロのための (1987)
- 前古典派様式によるソナタ ハ短調 アルトリコーダーとピアノのための (1967)
- I. Andante affettuoso
- II. Allegro
- III. Adagio
- IV. Allegro assai
- トリオ 2本のアルトリコーダーとテナーリコーダーのための (1972)
- I. Allegro moderato
- II. Adagio con moto
- III. Allegro grazioso
- イモルテル バスリコーダーとピアノのための (1972)
- ファンタジアとエコー リコーダーと鍵盤楽器のための (1974)
- 古風な様式によるソナタ ハ長調 リコーダーと通奏低音のための (1956)
- I. Andante
- II. Allegro
- III. Largo affettuoso
- IV. Vivace
- トリルーディ 3本のリコーダーのためのやさしい小品集 (1964)
- I. Signal シグナル
- II. Pastorale パストラーレ
- III. Rondo ロンド
- IV. Kanon カノン
- V. Mobile モビーレ
- VI. Rondo ロンド
- VII. Mobile モビーレ
- VIII. Walzer ワルツ
- IX. Lied リート
- X. Marsch マーチ
- ソナタ 変ホ長調 アルトリコーダーとピアノのための (1951)
- I. Ruhig bewegt
- II. Lebhaft
- III. Langsam
- IV. Sehr schnell (Gigue)
高橋明日香〈リコーダー〉
本間みち代〈モダンチェンバロ〉
大瀧拓哉〈ピアノ〉
田中せい子〈リコーダー〉
ダニエレ・ブラジェッティ〈リコーダー〉
録音:富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 2023年4月6, 7, 10日