舞踏への誘い

見事なタッチコントールが描き出す色彩と、めくるめくようなソノリティの悦び

パリ国立高等音楽院、パリ・エコールノルマル音楽院、パリ・スコラカントルム音楽院を経て、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、白寿ホール、銀座ヤマハホールをはじめ、各所で精力的なコンサートを継続してきた栗原麻樹。3rdアルバムとなる本作では舞踏をテーマに、チャイコフスキー＝プレトニョフ編曲による超絶技巧を凝らした華麗なるバレエ音楽と、ラヴェルの甘美な宮廷舞曲を収録。見事なタッチコントールが描き出す色彩と、めくるめくようなソノリティの悦びに溢れる一枚。

• チャイコフスキー＝ミハイル・プレトニョフ編曲：
  演奏会組曲《くるみ割り人形》 (1892/1978)
  • [1] 小序曲［チャイコフスキー＝エシポフ編曲］
  • [2] 行進曲
  • [3] 金平糖の精の踊り
  • [4] タランテラ
  • [5] 間奏曲
  • [6] トレパーク
  • [7] 葦笛の踊り［チャイコフスキー＝エシポフ編曲］
    
  • [8] 中国の踊り
  • [9] アンダンテ・マエストーゾ
• チャイコフスキー＝ミハイル・プレトニョフ編曲：
  演奏会組曲《眠れる森の美女》 (1889/1978)
  • [10] プロローグ
  • [11] 小姓たちの踊り
  • [12] 情景
  • [13] アンダンテ
  • [14] 銀の精
  • [15] 長靴を履いた猫と白い猫
  • [16] ガヴォット
  • [17] カナリアの精
  • [18] 赤ずきんと狼
  • [19] アダージョ
  • [20] フィナーレ
• [21] ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ (1899)
  
  

栗原麻樹（ピアノ）

録音：富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ　2021年7月20-21日