メンデルスゾーン 無言歌集

ロマン派音楽で花開いた性格的小品の傑作

詩情に溢れた柔らかく丁寧な演奏で、メンデルスゾーンの世界を描き切る

早熟の天才メンデルスゾーンが創始した「無言歌」は、19世紀ロマン派音楽を特徴付ける性格的小品のスタイルの一つとして、多くの作曲家に模倣され、その影響は他の芸術分野にまで及んだ。38年間のメンデルスゾーンの生涯のなかで、詩情に溢れた柔らかく丁寧な演奏で描かれる瑞々しい全48曲。

第1集 作品19：甘い思い出・後悔・狩の歌・信頼・眠れぬままに・ヴェネツィアの舟歌 第1
第2集 作品30：瞑想・安らぎもなく・慰め・道に迷って・小川・ヴェネツィアの舟歌 第2
第3集 作品38：宵の明星・失われた幸福・詩人の竪琴・望み・情熱・デュエット
第4集 作品53：浜辺で・浮き雲・胸さわぎ ・悲しい心・民謡・飛翔
第5集 作品62：5月のそよ風・門出・葬送行進曲 ・朝の歌・ヴェネツィアの舟歌 第3・春の歌
第6集 作品67：期待・失われた幻影・巡礼の歌・紡ぎ歌・羊飼いの嘆き・子守歌
第7集 作品85：夢想・別れ・うわごと・エレジー・帰還・旅人の歌
第8集 作品102：家もなく・追憶 ・タランテラ・そよ風 ・子供の小品・信仰

 ＊本製品の帯などで「日本人初の全曲録音」と表記しましたが、その後、教則版として先行録音があることがわかりました。